S3使用構築【最終レート2011】捨て台詞オーロンゲサイクル
【構築経緯】
壁貼りオーロンゲを使用していたが、壁破壊系の対策や挑発の通らない悪タイプ、サーフゴー等に起点にされることが多かったため、これらに対する攻撃技を入れ、捨て台詞から有利対面を作っていく構築とした。
先行捨て台詞を生かすため、火力を下げ、眠るの回復を間に合わせるゴチルゼル、憤怒の拳の威力を上げられるコノヨザル、その他高い耐久、回復ソース等により、相手から技を受けてしまうデメリットの影響の少ないポケモンを採用した。
【個体紹介】
オーロンゲ@気合の襷
テラスタイプ:悪
特性:悪戯心
性格:意地っ張り
努力値:H4、A252、S252
実数値:171-189-85-x-95-112
技構成:嚙み砕く/アームハンマー/挑発/捨て台詞
ドドゲザンに上からアームハンマーを打つためAS
襷を持っているため火力強化の悪テラス
初手に出して、相手に合わせて、打ち合い、挑発、捨て台詞を選択。
襷は相手と打ち合った後に捨て台詞が打てるため強かった。
絶妙に火力が足りないため、裏の先制技圏内に入れることを意識。不意打ちが欲しい場面が多かった。
ダメージ計算
・噛み砕く
・H4サーフゴー:乱数1発(43.75%)悪テラスで確1
・H4ハバタクカミ:乱数1発(18.75%)悪テラスで確1
・H252ドドゲザン:乱数1発(93.75%)
・H4トドロクツキ:乱数1発(18.75%)
・H4セグレイブ:67.1~79.6%
ゴチルゼル@拘りスカーフ
テラスタイプ:地面
特性:影踏み
性格:臆病
努力値:H252、B4、S252
実数値:177-x-116-115-130-128
技構成:テラバースト/守る/トリック/眠る
スカーフで最速マスカーニャと同速(192)
テツノブジンが重いため最速テツノブジン(184)の上からトリックができる最速スカーフ。
スカーフトリックの後、守る+眠るでPPを枯らす型
相手が悪あがきで倒れるタイミングで交代するか再度トリックでスカーフを戻して無防備にならないようにしたい。
捨て台詞と合わせることで眠るの回復が間に合う範囲が広がるが、叩き落とすに合わせられないように注意
キラフロル(毒化粧)が重かったため、キラフロルの毒、岩技を半減にできる+ボルトチェンジで逃げられない地面テラス。対面からH4テツノドクガを地面テラバーストで確定1発。
悪テラスにすると相手の悪戯心挑発を無効化してトリックができる。
眠るが間に合う範囲は広くないが、逃げられないスカーフトリックから狙ったポケモンを機能停止させられるのが強かった。
ドドゲザン@突撃チョッキ
テラスタイプ:フェアリー
特性:総大将
性格:意地っ張り
努力値:H252、A252、S4
実数値:207-205-140-x-105-71
技構成:ドゲザン/不意打ち/テラバースト/ハサミギロチン
高火力、高耐久で格闘タイプ相手にもフェアリーテラバーストで対応でき、耐久ポケモンにもハサミギロチンで圧をかけられるのが強かった。
オーロンゲの捨て台詞、水ロトムのボルトチェンジから有利対面を作り、一貫する技を通していく流れが強かった。
コノヨザル@オボンの実
テラスタイプ:炎
特性:やるき
性格:慎重
努力値:H212、A20、B164、D36、S76
実数値:212-138-121-x-126-120
技構成:憤怒の拳/ドレインパンチ/挑発/ビルドアップ
捨て台詞から繰り出すことで、被ダメを少なくしながら憤怒の拳の威力を上げるという形で使用した。積み技とは異なり、サイクルを回しながら威力を上げることができる憤怒の拳が強かった。
テラスタイプは鬼火や炎の体等で火傷にならない炎テラス。特性により催眠対策にもなった。
水ロトム@食べ残し
テラスタイプ:フェアリー
特性:浮遊
性格:図太い
努力値:H252、B252、C4
実数値:157-x-174-126-127-106
技構成:ボルトチェンジ/テラバースト/鬼火/身代わり
物理受け。対ヘイラッシャ、ガブリアス、セグレイブ、イダイナキバ
ヘイラッシャの欠伸を無効化するため身代わり採用。
ヘイラッシャ対面で身代わり→相手ハバタクカミに交換
→ハバタクカミ身代わり破壊→ボルトチェンジで有利対面に交換
という流れが強かった。
身代わりを残した状態で打てる安定した攻撃技、仮想敵への有効な打点が欲しかったためフェアリーテラバーストを採用した。
ソウブレイズ@カシブの実(ゴースト半減実)
テラスタイプ:フェアリー
特性:貰い火
性格:意地っ張り
努力値:H220、A252、S36
実数値:178-194-100-x-120-110
技構成:無念の剣/シャドークロー/かげうち/テラバースト
努力値はSを4振りセグレイブ抜き抜き、攻撃特化、余りH
オーロンゲの挑発で無効化できない炎の舞(ウルガモス、テツノドクガ)やフレアソング(ラウドボーン)による積みを止めるために採用。
ハバタクカミやサーフゴーに対してテラスを切らずに倒すことのできるカシブの実を採用。
無念の剣にドラゴンタイプを後出しされ、起点にされることが多かったため、フェアリーテラス、テラバーストを採用。
シャドークローの枠をビルドアップにして使用していたが、ヘイラッシャを後投げされることが多いため変更。シャドークローはラウドボーン、テツノドクガへの安定した打点となり強かった。